教育内容

地域総合農学科は、農業・農村の豊かさの創成について学び、そのことを通じて地域の未来に貢献できる人材を育成します。具体的には、①食料生産について、専門的な視点から多角的に学びます。②食料生産のための基盤・環境の構築および再生について学びます。③社会の仕組みの視点から、農業と地域社会との繋がりについて学びます。④また、茨城県内をはじめとする全国さまざまな地域と連携した講義や実習が多数用意されています。

地域総合農学科は、大きく2つのコースに分かれています。

農業科学コース

農作物や園芸作物などの生産技術、病害虫防除、品種改良、農業経営などについて学び、それらを通じて農業生産について科学的な視点から考え、行動できる力を身につけます。中でも、茨城大学農学部が位置している茨城県は、国内でも有数の農業生産が盛んな地域です。実際の現場に近いキャンパスで実践的にこれらを修得することができます。

地域共生コース

地域共生コースでは、農業生産の基盤である農地と水の利用や、地域環境の保全と再生について、理論と実践の両側面から学びます。また、地域の問題を社会科学の視点から考えられる力を養います。こうした学びの成果は、地域活性化の現場はもちろん、近年、各地で起こっている災害に対する防災・減災や復旧・復興のための計画・設計においても活用されています。

本学科の卒業生は,食品系などの製造業,流通業,設計・建設業はもちろん,地域づくりの力を身につけ,各地の公務員(専門職,行政職)として活躍できます。

コース紹介

  • センターの活動

    地域総合農学科

    農業科学コース

    多様な園芸作物の生産技術を学ぶ

  • センターの活動

    地域総合農学科

    地域共生コース

    環境と調和した地域の形成や
    地域マネージメントを学ぶ