研究者詳細

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  • 教員氏名
    高瀬 唯(たかせ ゆい)
    専攻
    地域総合農学科 地域共生コース
    学位
    博士(学術)
    経歴

    千葉大学 大学院園芸学研究科 環境園芸学専攻 博士後期課程 早期修了

    日本学術振興会 特別研究員 DC2

    茨城大学学術研究院応用生物学野 准教授

    (担当:農学部、大学院農学研究科、地域未来共創学環)

    (兼務:東京農工大学大学院連合農学研究科)

    専門分野
    造園学・ランドスケープ科学・景観整備学
    主な業績

    2022年11月 茨城大学学⻑学術表彰 奨励賞

    2021年5月 日本造園学会賞 研究論文部門

    The relationship between volunteer motivations and variation in frequency of participation in conservation activities,筆頭著者, Environmental management 63,2019

    子育て中の市民における自然体験の伝承を実行する傾向にある集団に関する研究,責任著者,環境情報科学論文集 Vol. 37,2023

    その他

    日本造園学会,日本都市計画学会,農村計画学会,環境情報科学センター 所属

    研究キーワード
    土地利用地域創生景観保全

地域の魅力を高めるランドスケープを科学する

  • 「農学部でなぜ景観?」と思うかもしれません。農業は単なる食料生産だけでなく、地域の歴史や文化を映し出す大切な文化的景観も作り出してきました。私の研究は、この文化的景観の価値を理解し、保全・活用しながら地域活性化を進めるための研究をしています。

    しかし、景観保全では予算や人手の不足といった課題もあります。そこで、将来にわたって景観を維持するためにはどうすればいいのかを、景観に対する人々の印象を数値で分析したり、景観保全に関する取り組みを調査したりすることで研究を進めています。 そして、景観や自然は人々のwell-beingにも影響を与えるため、より多くの人がその恩恵を受けられるようにすることが大切です。そのため、自然からの恵み(生態系サービス)を享受しづらい原因やその解決策を探る研究も行っています。例えば、地域にある自然の恵みを活用する知識や技術を次の世代に伝承することに着眼した研究を進めています。

    * 研究キーワード:風景計画,景観評価,緑地マネジメント,市民参加,グリーンインフラ,自然体験

  • 研究対象地の1つである山梨県峡東地域の果樹園地景観。人類と環境の相互作用を通じ、長い年月をかけて発展してきたランドスケープを有する農村地域を保全する「世界農業遺産」として認定されています。

  • 画像1その1

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