新潟大学 自然科学研究科 生命・食料科学専攻 博士課程修了
茨城県農業総合センター農業研究所 任期付研究員
明治大学 研究推進員
茨城大学学術研究院応用生物学野 准教授
(担当:農学部、大学院農学研究科)
(兼務:東京農工大学大学院連合農学研究科)
2011年 日本土壌肥料学会奨励賞
2010年 RADIOISOTOPES誌論文奨励賞
土壌肥料学会所属
土壌肥料学会会計理事(2023─現在)
植物生理学会所属
植物微生物研究会所属
茨城県土壌医の会・幹事(2018─現在)
マメ科植物であるダイズは、根に「根粒」と呼ばれる器官を形成し、根粒菌と共生することで、大気中の窒素ガスを利用することができます。この共生関係は、植物が窒素肥料に依存せずに生育できるため、農業生産への応用が期待できます。しかし、根粒菌との共生はエネルギーコストが高く、植物はそのバランスを保つために、自身の免疫機能を巧みに活用しています。ダイズがどのようにして根粒菌との共生を制御しているのか、そのメカニズムを解明することを目指しています。 また、地域内の有機廃棄物を農業生産に活用する資源循環型生産技術の開発も進めています。地域で発生する有機廃棄物を再利用し、化学肥料の使用を減らすことを目指しています。これらの研究を通じて、持続可能な農業を推進し、地域の資源を最大限に活用する技術を確立します。