東京農工大学大学院連合農学研究科 環境資源共生科学専攻 修了
茨城大学学術研究院応用生物学野 助教
(担当:農学部、大学院農学研究科)
2023年 東京農工大学学生表彰(東京農工大学)
2022年 The ASME Student Postar Award (The 12th Asian Sypmosium on Microbial Ecology)
2020年 優秀ポスター賞(日本土壌肥料学会関東支部)
イネ種子への微生物接種により水田からのメタン排出を削減する, 迫田 翠・西澤智康, 北隆館, アグリバイオ, 2023年11月
日本土壌肥料学会、日本作物学会、日本微生物生態学会、日本土壌微生物学会 所属
近代の作物栽培技術の発達は、作物生産性の革新的な向上をもたらし、世界人口を支えています。一方で、作物生産の持続可能性について考えると、農地からの温室効果ガスの排出、製造・使用に多くのエネルギー消費を伴う化学肥料の利用法など、解決すべき問題があります。環境負荷が低く、持続可能な作物生産体系の構築を目指して、作物-土壌-環境の関わりについて研究しています。特に、水田から発生する温室効果ガス(メタン)の排出低減や、低窒素投入水田で栽培する水稲の品質維持、これらを実現する水稲栽培技術の開発やそのメカニズムについて、栽培される「作物」、作物を育てる「土壌」、物質循環の担い手である「土壌微生物」に注目し、学内外の研究者と共同して研究を行っています。
農学部附属国際フィールド農学センターにおいて、水稲の栽培試験を行っています。